昼寝の注意事項。
今日は、昼寝に関して書こうかと思います。
昼寝は、使用の仕方によっては、とても心身によいものとされています。
海外の大企業も従業員に対し制度化しているというほどで、各種書籍にはよく出てくる内容ですが、各書籍によって、昼寝に適した睡眠時間の意見が若干異なったりします。
中には、同じ書籍の中にバラバラと異なる意見が書いてあったりもします。
ちゃんとした著者であれば、公開された論文や研究データから情報を持ってくると思いますので、異なる論文や研究データから引用したため、そのようになるのだと思います。
多くの書籍やネット情報だと「15分」、もしくは「20分まで」というのが、昼寝の睡眠時間に適しているとして、多く目にする意見です。
注意すべき点は、昼寝の時間を長くとり過ぎると、無駄であるというよりは、有害になるという意見が共通してあることです。
「これ以上は眠らない方がよい」という時間に関しては、意見が分かれていることが多く、「30分以上」、もしくは「1時間以上」というのが、比較的多い意見かと思います。
そして、昼寝の睡眠時間として20~30分は、過剰なのかどうなのかという点は、意見が分かれるところなのでしょう。
健康情報に関する各書籍の内容についての内容整理をしていましたが、その際に、総合的に考えて、「30分より少し短いぐらい眠ってもOKか。」と思わせるものがありました。
また、最近は私にしては睡眠時間が不足気味だったので、試しにいつもよりも少し長く眠ってみたのですが、長すぎたということが分かりました。
いつも横になっている時間は20分ですが、今日は28分ほど横になっていました。
8分の差は、思ったよりも大きそうです。
恐らく、何分が最も適した昼寝の睡眠時間なのかは、個人差、その日の体調、前日の睡眠量、昼寝の睡眠の環境等によっても変化するのだと思いますので、一概に何分が適しているのかは難しいところなのだと思います。
それに、昼寝前には、望んだ時間に起きられるようタイマーをセットしますが、昼寝をしようと時間を確保したとしても、すぐに入眠できるかどうか、実際に睡眠時間を何分間できるのかまでは厳密に制御することは難しいことになりますので、昼寝の睡眠時間に対しては厳密に管理することはできないと捉えるべきでしょう。
それでもタイマーをセットする時間は決める必要があります。
総合的に見て、タイマーをセットする時間はどうしたらよいかについては、私の意見だと、横になる直前の21分後ぐらいです。
タイマーをセットしてからベッドまで、ゆっくりと向かいます。
実質、横になっているのは、20分程度です。
入眠できなくても、20分間、目を閉じているだけでも十分に効果はありますので、無駄な時間にはなりません。
つまりは、過剰に睡眠をとりすぎないギリギリぐらいにタイマーをセットし、目をつぶるために、その時間を使うつもりで、入眠できればラッキーというぐらいの感覚で昼寝をとろうとするのがよいと思います。
昼寝を自由に取ることができる環境にいる方は、昼の時間(14:30まで)に少しでも眠気を感じたら、チャンスと思って、昼寝をしようとするのもよいと思います。
なお、15時以降は、15分の短い時間でも夜の長時間睡眠まで、睡眠はとらない方がよいです。
基本的には、多少忙しくても、長期的に見れば、昼寝は毎日とった方が得ということのようですので、昼寝の時間を予め計画しておくのもよいと思います。
ちなみに、昼寝は横にならなくても、椅子に座って机の上に伏せて寝ても、椅子の背もたれを後ろに倒して寝ても問題ありません。
ただし、昼食すぐ(目安は30分ぐらい以内)に昼寝のところに就こうと思う場合は、胃よりも喉が高い位置になるようにするため、横にはならないようにした方がよいです。
そうしないと、消化器に悪影響が出て、その後いろいろなところに悪影響が出ます。
食後しばらく経ってからの昼寝であれば、横になった方が、どちらかというと効果的です。
なお、そろそろ公開用の健康情報をまとめる作業に入ろうかと思っています。
必要度の低い情報の割愛や、分かりやすい情報の整理を心掛けようとしていて、また、引用元文献の情報量も思いのほか多いこともあり、少々時間がかかるかもしれません。
昼寝に関しても記載するつもりなので、その際は、よろしければ、ご参考いただければと思います。