A列車で行こう。

何両編成かな?

この前、随分前に録画していた『僕達急行 A列車で行こう』という映画をテレビで見ました。
主演は松山ケンイチ、瑛太の2012年3月公開の映画です。
思ったより面白かったです。
見ていて地方かどこかに旅に行きたくなるような、そんな映画でした。
主人公の二人は共に鉄道オタクであり、鉄道に関する話題が頻繁に出てきますが、そういう趣味がない人でも、十分に楽しめます。
ハラハラするような展開は何もないので、疲れている方は、見やすい映画です。
なお、セリフや細かい設定が、昭和中後期を思わせますが、携帯電話(ガラケー)が登場しますので、舞台は制作時の現代、平成にはなっているのだと思います。
そこは若干のミスマッチですが、ただ、個人的にはさほど馴染みの少ないこのような昭和の時代も、この映画を見ていると、何だかここ十数年ぐらいにはない良さがあったのだなと感じます。
この映画は、監督・脚本を務められた森田芳光さんの遺作となった作品のようです。
映画を制作していた当時、ご自身の寿命をどのように考えておられたのかは、私には分かりませんが、ご自身の人生で知った、この世の素晴らしさを視聴者、まだ寿命のある私たちへの応援の気持ちを含めて、この作品に込めようとしたのではないかと、想像してみたりします。

ちなみに、この録画を見ようと思ったきっかけは、最近、『A列車で行こう』というゲームをやっていて、タイトルから気になったからです。
製作者には失礼なことですが、さほどこの映画に期待はしていなかったため、敢えてゲームをやりながら、しめしめと見始めました。
途中から、ゲームは止めて、映画に集中しましたが。

何両編成かな?

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